Teacher of the white robe


【蘭side】


樹さんに、明希さん。

うん、二人ともカッコよすぎ!!

悠さんもいたら、三人とも本当カッコいいよ!

モテそう…。


「名前なんていうの?」

「あ、蘭っていいます!」

「蘭ちゃんか♪」

「名前も可愛いんだねー」


いやいやいや!!

全然ですよ!!


「おい、関本ー、彼女いるなら言えよなー」

「誰がお前らなんかに言うかよ!」

「ひっでぇー!」


仲良さそうだな、三人とも。


「つーか…蘭ちゃん…いくつ?俺的に高校生…に見えるけど?」


いや、たぶん高校生にはみえてないな!


子どもっぽいからね、顔つき。


「中三です」

「…え?!中学生?!つーか、受験生じゃん」

「頑張れー」


きっと樹さんと、明希さんは悠さんと同じ大学だよね…。

頭いいんだぁ〜…。


「つーか、どこで知り合ったの?」

「ねー、謎!」

「生徒だよ、塾の」

「「はぁあ?!」」


そ、それはビックリしますよね…!


「うぉー、マジか。すげぇな」

「関本変態だ」

「何で変態になるんだよw」


「じゃ、お邪魔だと思うので退散しまーす」

「じゃ!あ、ちゃんとレポート出せよ?」

「分かってるって」


樹さんと、明希さんは行ってしまった。



「なんかすごく楽しい人たちだね!」

「あは、馬鹿だけどな」


実際は馬鹿じゃないじゃーんっ!


超頭いいじゃんか〜!



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