Teacher of the white robe
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「みんな!今日はありがとう!」
「おう」
「麻凉またね!」
「うん!ばいばーい。先生、送ってくれてありがとー」
「はいはい。ちゃんと宿題やれよ?和さん困らせんな」
「そうだぞー麻凉。明日やってこいよ」
「はーい!じゃあ!また塾でー」
麻凉が悠さんの車から降りた。
悠さんは、一人一人家まで送ってくれるみたいなんだ。
家の場所的に、麻凉→和さん→私 の順。
今は、悠さんと和さんと私の車内。
「なんか、この三人って珍しくね?」
「…そうっすね〜」
「周りからしたら、おっさんに囲まれた中学生だな!まぁ車内だからセーフだけど!!」
和さんが笑いながら言う。
まぁ、たしかにね(笑)
でも、まだおっさんっていう歳じゃないでしょー!
「次は和さんの家っすね。ここからの道だと分かんね…」
「そこ、左に曲がればあのガソリンスタンドの道に出るさ」
「マジっすかー?じゃ行きます」
やっぱ、敬語使う悠さん可愛い。
いつもは、私に向かって結構キツイから(笑)