Teacher of the white robe



ーーーーーーーーーー


「みんな!今日はありがとう!」

「おう」

「麻凉またね!」

「うん!ばいばーい。先生、送ってくれてありがとー」

「はいはい。ちゃんと宿題やれよ?和さん困らせんな」

「そうだぞー麻凉。明日やってこいよ」


「はーい!じゃあ!また塾でー」


麻凉が悠さんの車から降りた。


悠さんは、一人一人家まで送ってくれるみたいなんだ。

家の場所的に、麻凉→和さん→私 の順。


今は、悠さんと和さんと私の車内。


「なんか、この三人って珍しくね?」

「…そうっすね〜」

「周りからしたら、おっさんに囲まれた中学生だな!まぁ車内だからセーフだけど!!」


和さんが笑いながら言う。

まぁ、たしかにね(笑)


でも、まだおっさんっていう歳じゃないでしょー!


「次は和さんの家っすね。ここからの道だと分かんね…」

「そこ、左に曲がればあのガソリンスタンドの道に出るさ」

「マジっすかー?じゃ行きます」


やっぱ、敬語使う悠さん可愛い。

いつもは、私に向かって結構キツイから(笑)



< 247 / 281 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop