星空の夜に


今日も夜空は綺麗だな…

夜道を歩きながらそう思った。


またあの道を通れば君はいるのかな?

右手に握っている俺の携帯。

寂しそうに空いている左手。


この左手を君が握ってくれる日はくるのだろうか。


いつも、あの道を通るたび、君は泣きながら星空を見ている。


なんで泣いてるの?

なんで切なそうに星空をみるの?
こんなに綺麗なのに…

だけど…
君を慰めることもできない。


手を伸ばせば届きそうなのに…

届かないのは…なぜ?


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