再会‐8年越しの想い‐
「・・・・・・誕生日」

「え?」

きょとんとする姉さん。

亜美や竜二に相談した以外は誰にも話してないこと。

「もうすぐ美月の誕生日なんだ。姉さんは覚えてないかもしれないけど。あいつを驚かせたくて色々準備してたんだよ」

こうなったら、素直に話すべきだと思って、俺は話し始める。

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