再会‐8年越しの想い‐
「よく考えなさい。まず、あんたは美月ちゃんの事を結果として放ってしまってた。そこはいい?」

「ああ。結果的にそうなってしまってたしな」

「で、ここでその子と一緒にいる。それがショックで美月ちゃんは泣いちゃったとしたら?」

放ってしまった、寂しそうだった、泣かせてしまった・・・・・・。

俺の脳内で言われた事がグルグルと回る。

「まさか・・・・・・」

そしてそこで気付く。

「嘘、だろ・・・・・・」

まさか、美月が俺の事を・・・・・・?

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