オオカミとお姫様
「そっか。…じゃあ行こう」

「え、あ…そっそれとこれとは…」

「一緒だから。あ、でも行くのは今度でいいや」

いいこと思いついた。

「…?」

首をかしげている詩音。
今すぐ抱きしめたいくらいっっ。

「どうせなら、デートとして行きたいから」

「…っ」

一気に詩音の顔が真っ赤に染まった。
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