秘密の相談室 2
「吏真、お昼終わっちゃうから俺らも弁当食いに行こ?」
「うん、そうだね!」
あたしに気を使ってくれた陽菜は明るく声をかけたからあたしもそれに答えた。
そして、午後の競技の借り物競争。
さっきの男の子…涼太くんがこちらに向かって走ってきた。
「どうしたの?」
「……これ……」
見せられた紙に書いてあるのは、『今日知り合った人』と書いてあった。
陽菜はニヤリと笑って涼太くんの頭をわしわし撫でて言った。
「吏真、行ってきなよ?」
「えっ…でも…」
「ここは任せて」
「あ、うん、分かった。涼太くん行こっか?」
「うん!」
あたしの言葉に涼太くんは元気な声で返事をした。
運動神経は、陽菜の方が良いのに…と考えてみたら陽菜の視線の先は、さっき寮のボランティアスタッフ。
彼はどうやら、何かを察したらしい。
「うん、そうだね!」
あたしに気を使ってくれた陽菜は明るく声をかけたからあたしもそれに答えた。
そして、午後の競技の借り物競争。
さっきの男の子…涼太くんがこちらに向かって走ってきた。
「どうしたの?」
「……これ……」
見せられた紙に書いてあるのは、『今日知り合った人』と書いてあった。
陽菜はニヤリと笑って涼太くんの頭をわしわし撫でて言った。
「吏真、行ってきなよ?」
「えっ…でも…」
「ここは任せて」
「あ、うん、分かった。涼太くん行こっか?」
「うん!」
あたしの言葉に涼太くんは元気な声で返事をした。
運動神経は、陽菜の方が良いのに…と考えてみたら陽菜の視線の先は、さっき寮のボランティアスタッフ。
彼はどうやら、何かを察したらしい。