秘密の相談室 2
「朝からですよ。最初は気のせいかと思って、気には止めてませんでした。ですが、昼休憩に入る前、そう…丁度、吏真が涼太を保護た時だ。あなたの顔色が変わった。そして、涼太を吏真から引き剥がすように連れていった」
「それのどこが可笑しいの?普通のことじゃない!?」
「普通なら、スタッフに礼の一つでも言うんじゃないか?あの時、そこに居たのは俺たちだけじゃない」
平然とした女にかまをかけた。
「あら、それは気づかなかったわ。ありがとう、ごめんなさいね」
「別に、謝って貰おうとも礼を言って貰おうとも思ってませんよ」
「じゃあ…なんなの?」
女は余裕な表情から動揺の顔に変わる。
「涼太を本部から引き取るなら他の人でもできる。だけど此処へ来たのはあなただけ」
「ほ…他の人が手が空いてなかったのかもよ?」
「いや、ほかに手の空いてた人は2〜3人は居た。だけど、あなたが来たと言うことは…目的は吏真なんじゃないですか?」
「…………っ…………」
息を殺しなにも言わなくなった女。
どうやら、おれの推論はビンゴのようだ。
「それのどこが可笑しいの?普通のことじゃない!?」
「普通なら、スタッフに礼の一つでも言うんじゃないか?あの時、そこに居たのは俺たちだけじゃない」
平然とした女にかまをかけた。
「あら、それは気づかなかったわ。ありがとう、ごめんなさいね」
「別に、謝って貰おうとも礼を言って貰おうとも思ってませんよ」
「じゃあ…なんなの?」
女は余裕な表情から動揺の顔に変わる。
「涼太を本部から引き取るなら他の人でもできる。だけど此処へ来たのはあなただけ」
「ほ…他の人が手が空いてなかったのかもよ?」
「いや、ほかに手の空いてた人は2〜3人は居た。だけど、あなたが来たと言うことは…目的は吏真なんじゃないですか?」
「…………っ…………」
息を殺しなにも言わなくなった女。
どうやら、おれの推論はビンゴのようだ。