秘密の相談室 2
その日あたしはチョコチップクッキーといちごクリームをサンドしたクッキーを作った。

「あっ旨そう〜♪」

そう言って陽菜は一枚ずつクッキーを食べた。

「どう?」 あたしが聞くと
「ん…美味しい」 と言って隣の部屋で何かと準備をしていた。




陽菜はちょっとした武器をパーカーのしたに仕込んでいた。

「陽菜…?」
あたしの声と視線に気付いたのか

「……念のために…ね
椎羅さんも来るし…」

そう言いながらあたしの頭をポンポンした。
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