秘密の相談室 2
「やって貰いたい事でもことと場合に寄れば断りますが?」

知り合いだけにあって陽菜の口調は少々きつい。

すると蒼汰さんは

「そんなに難しくないよ?
ただ…
ある美術館の幽霊騒動を
解決して欲しいんだ」

とにっこり笑う蒼汰さんはなんだか怪しい…

「おれ的にはそれだけじゃない気がする
ただの幽霊騒動なら吏真をストーカーみたいに追う必要がないし…ね?」


と陽菜が本題を切り出せば「さすが鋭いね〜」 とまた緩い口調で蒼汰さんはいった。
< 54 / 126 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop