秘密の相談室 2
そこであたしは一之瀬さんの話や、ありあさん達の話を思いだし一部隠して、知ってる情報を澪菜さんのお母さんに提供した。


「そんな事があったんですか?」


「はい、深海さんのおば様が探偵業を営んでいらして私たちは、そのお手伝いをしてるんです」


「そうだったの? あなた達、澪菜とそんなに年変わらないものね…」


クスクスと半ば澪菜さんのお母さんは笑ってあたし達三人を見つめていた。
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