貴方の為に流した血


「ええ、そうします。あと、レニーでいいですから…では」


レニー王子は微笑んでドアを閉めた。


「…なんか、ドキッとしたかも」


キルトに似てる、けど違う優しさがあって…


って、私ったら何事もキルトが基準になってる…?


どうしてなんだろう。










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