貴方の為に流した血


「い…っ…」


なぜか、今日はいつもの倍くらいの痛みが走った。


でもキルトはそんなことは気にせず、私の血を吸い続ける。

「もっと…血を…!」


「い…たいっ…キルト…だめっ」


キルトは私の一言で我に帰ったのか、吸うのをやめた。


「…っ悪い!つい…」












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