貴方の為に流した血
想われる
「…え…」
突然の告白に戸惑う。
「お願いだ、カレン。気持ちに答えてくれないか?」
「わ、私は…貴方の"モノ"なんですよ!?なのに…気持ちに答えるなど…」
「もう、俺の"モノ"じゃなくていいんだ。一緒にいてほしい…カレンを失いたくない」
そう強く言われると、何も反論できなくなる。
キルトにドキドキしてしまっていたのは事実だから…