携帯小説~誰かのための予言~
「ソウダヨ。ソノトオリダヨ」


人の声とは到底思えないような、低いうめき声が聞こえた。

その声は部屋中に反響して、ところどころ割れている。




「誰? mayaなの?」




アサコが立ち上がる。

そして部屋中を見渡した。





「アサコ、セイカイ。マヤハ、アユミダヨ」





突然ワカナが起き上がった。



その目は金色に輝いていた。

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