携帯小説~誰かのための予言~
「ねえ、これ見て」
アサコがバッグに手を入れた。
取り出したのは小さなガラス玉。
「ベッドの下を掃除してたらね、出てきたの。きれいでしょ」
「ほんと、きれい!」
やっぱり、あれは夢じゃなかった。
――アユミの涙だ。
アサコがバッグに手を入れた。
取り出したのは小さなガラス玉。
「ベッドの下を掃除してたらね、出てきたの。きれいでしょ」
「ほんと、きれい!」
やっぱり、あれは夢じゃなかった。
――アユミの涙だ。