携帯小説~誰かのための予言~
8 山木トモ
私にはまだ疑問が残っていた。

あのとき、アユミに向けて予言をおこなったのはいったい誰なんだろう。

誰がアユミを消し去ったんだろう。



いいや!

もう、この事件のことは忘れよう。

でもそう思えば思うほど、その疑問が湧き上がり、いてもたってもいられなくなる自分がいた。



だから、決めた。

この事件の発端「山木トモ」のことを調べようと。
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