携帯小説~誰かのための予言~
ミサはトモの2つ下の妹で、今中学2年だ。

あの中学に通っている。



ミサは丘の下の小さな公園に私を連れて行った。

そしてベンチを指差し

「ここなら誰にも邪魔されないで話せるから」

と言った。



トモの妹だからおとなしそうな少女を想像していたが、ミサは正反対のようだ。

意志が強く、しっかりものという雰囲気が伝わってくる。

ミサはベンチに座るなり、こう言った。

「なんで、あんたmayaのこと知ってるの?」

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