携帯小説~誰かのための予言~
こっちが聞きたかった。
どうしてミサがmayaのことを知っているのか。
だってmayaは元はと言えば、トモが死んだあとにアサコが作ったハンドルネーム。
ミサが知るわけない。
ミサの鋭いまなざしは私を凍りつけた。
そしてまず自分からすべてを話さなければならないのだと悟った。
「実は…」
私は話し始めた。
携帯小説ザクロのこと。
その中に書かれていたmayaの小説『誰かのための予言』
そしてその予言が現実に起こり、死ぬ人も現れたこと。
アサコが作ったハンドルネームのこと。
アユミの存在。
そしてアユミを消し去った最後の予言のこと。
どうしてミサがmayaのことを知っているのか。
だってmayaは元はと言えば、トモが死んだあとにアサコが作ったハンドルネーム。
ミサが知るわけない。
ミサの鋭いまなざしは私を凍りつけた。
そしてまず自分からすべてを話さなければならないのだと悟った。
「実は…」
私は話し始めた。
携帯小説ザクロのこと。
その中に書かれていたmayaの小説『誰かのための予言』
そしてその予言が現実に起こり、死ぬ人も現れたこと。
アサコが作ったハンドルネームのこと。
アユミの存在。
そしてアユミを消し去った最後の予言のこと。