携帯小説~誰かのための予言~
私は勝負に出た。

この仮説がまちがっていたら

まったく意味はない。

でも、ここにかけるしかない。




『あのノートを書いたのは

ミサさんでしょ。

ミサさんはずっとあなたを

妬んでいた。

実の母親に愛されるあなたを。

ミサさんは

あなたがいなくなれば

母親の愛情を受けられるって

勘違いしていたのね。

でも、結局あなたが死んでも

母親の愛情は受けられなかった。

それどころか、

もっとひどい目にあって…』
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