携帯小説~誰かのための予言~
「ミサさんはどうしてあんなことをしたの?」
「私とミサは仲がよかったわ。よく二人でインターネットしたり。そこでホラー関係を調べていたら、『誰かのための予言』のサイトがあってね。そこに人の人生を予言できるってことを知ったの」
「そんなサイトがあるの?」
「ええ。その頃は確かにあったわ。ミサには言ったの。こういうことは危ないから絶対にやっちゃいけないって。でも、あの子…」
「トモさんがいないときに一人でそのサイトを開いて、『誰かのための予言』を作り上げたのね」
「ええ」
「そして自分の引き出しの中にずっとしまいこんでいた」
「そうよ。あの子もびっくりしたと思うわ。まさか本当に現実のものになるなんて思ってもいなかったはずだもの」
「まさか、学校裏サイトに書き込みしたのもミサさん?」
「ええ。でも、あの子辛かったの。母親に愛されたくて必死で、でもいつも冷たくされて…。私もつらかった」
「私とミサは仲がよかったわ。よく二人でインターネットしたり。そこでホラー関係を調べていたら、『誰かのための予言』のサイトがあってね。そこに人の人生を予言できるってことを知ったの」
「そんなサイトがあるの?」
「ええ。その頃は確かにあったわ。ミサには言ったの。こういうことは危ないから絶対にやっちゃいけないって。でも、あの子…」
「トモさんがいないときに一人でそのサイトを開いて、『誰かのための予言』を作り上げたのね」
「ええ」
「そして自分の引き出しの中にずっとしまいこんでいた」
「そうよ。あの子もびっくりしたと思うわ。まさか本当に現実のものになるなんて思ってもいなかったはずだもの」
「まさか、学校裏サイトに書き込みしたのもミサさん?」
「ええ。でも、あの子辛かったの。母親に愛されたくて必死で、でもいつも冷たくされて…。私もつらかった」