携帯小説~誰かのための予言~
「そうだよね、私もなんだ。

なんか怖くってさ」



そっか。

ワカナも読んでないんだ。



私もワカナもなんだかブルーな気分だった。

せっかくのおいしいクレープの味もこれじゃよくわからないよ。



そしたらね、思いがけない人が通りかかった。





「あれ、相原さんと菅野さんじゃない」



ベンチの前に誰かが立ち止まった。
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