携帯小説~誰かのための予言~
ん?  

ワカナが私のわき腹をつっついていた。

(なに?)

(ナオミ先輩にだったら、携帯小説のこと相談してもいいんじゃないの)




確かに。


ナオミ先輩だったらいいよね。





「ナオミ先輩…」


私はナオミ先輩にあの携帯小説のことを話した。

シュンスケって人が骨折するって予言してたってことも全部詳しく伝えた。





先輩はちゃんと聞いてくれた。

笑い飛ばしたりしないで、最初から最後まで本気で聞いてくれた。
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