携帯小説~誰かのための予言~
深夜12時を少し回っていた。



宿題を終えて、

そろそろと寝ようと思っていた頃、

突然、携帯が鳴った。



「ハナ! たいへん。たいへんなことが起こったの」


ワカナだった。

声の感じからして、相当切羽詰まった様子。






「ナオミ先輩が、刺された…の」






あの携帯小説の画面が頭に浮かんだ。



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