たまたま目にしてしまった携帯小説。

そこには身近な人たちに対する不幸な予言が書かれていた。


こんな携帯小説に出会ってしまったら恐怖なんて言葉では言い表せない様な気持ちになるんだろうな。と思いながら読み進めていきました。

終わりに近付くにつれ明らかになっていく真実。

家族を思う気持ちになんだか切なくなりました。

読み始めて、凄い、物語の世界に引き込まれて行きました。


ミサちゃんの母親を慕う気持ちが凄く切なかったです。

トモちゃんの苦悩する気持ちも凄い伝わって来ました。

最初はすごく怖くて……アサコとハナが《maya》に出合ったときはどうなることかと思ったけど……


トモへの繋ぎがとてもよかったです<font color=

ある日主人公が知った、携帯小説サイト。

そこには『未来を予言する小説』が掲載されていた。

★ケータイ小説を使っているところが、身近に感じて怖さ倍増でした……。

序盤のぞくぞくするようなホラー展開と、終盤の愛憎劇。

スピーディな展開に、読む手が止まらずに、思わず一気読みしてしまいました。

特に、小説を読むシーンは、自分が主人公とリンクしたような感じがして怖かったです。

怖さの中に切なさの残る、そんなノンストップ・サスペンス＆ヒューマンホラー。

お勧めです。

「誰かのための予言」

偶然見つけた携帯小説。

その中身の怖さに主人公たちとともに震え上がりました。

次々と当たっていく不吉な予言。

私はホラーは苦手ですが、巧みな文章と構成に引き込まれ、つい最後まで読みきってしまいました。

恐怖と謎が交差しながら進んでいくストーリー。

その軸となる人の心。

貴方は、どう感じますか？