―Last message―


亮也とずっと一緒にいたい。



離れたくない。



そんな願いが強かった。



トラックが目の前に迫ってきた瞬間、


これが当たったら死ぬんだと


直感でわかった。



それと同時に亮也に


告白しておけばよかったと


心から思った。



ずっとずっと関係が壊れるのが怖くて


伝えられなかったこの気持ち。



きっとアーシャが言っているのは


このことだろう。


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