―Last message―


「あたしね、好きな子がいたの。


こんなことになるなら怖がらずに


告白しておけばよかった・・・。」




彩華は素直に言った。



現実の世界では誰にも


言ったことのなかったこの話。



何故かアーシャには簡単に話せた。




「告白、したいですか?」



「うん・・・。ちゃんと気持ち伝えたかった。」



「じゃあしますか?」



「うん・・・・・・・・・って、え!?できるの!?」




彩華が思わず詰め寄るとアーシャは


一瞬たじろいだが説明を続けた。


< 14 / 76 >

この作品をシェア

pagetop