―Last message―


「アーシャ・・・」




彩華はアーシャにぎゅっと抱きついた。



短い間だったけれどお世話になった。



優しくしてくれた。



ここではアーシャだけがすべてだった。




初めは動揺していたアーシャも


軽く彩華を抱きしめる。




「もう会えなくなっちゃうの・・・?」



「・・・夢からでてきてからも彩華さんが


まだ生死をさまよっている状態なら


もう一度会えるかもしれません。」



「そっか・・・。


アーシャ、本当にありがとう。


大好き。」


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