―Last message―
「え・・・?」
「あなたは生きています」
アーシャはもう一度はっきりと
彩華にわかるように言った。
しかし彩華の頭は混乱するばかりだった。
自分は交通事故にあったのだ。
そして今わたしは現実味のない
天界らしき場所にいる。
しかしアーシャはまだ
わたしは死んでいないという。
それならばいったい本当のわたしは
どうなっているのだ?
ここにいるわたしは何?
彩華は混乱するばかりだった。