甘噛みパニック!!
キミからの告白
入学式が終わり、私とアヤは
高校の近くにある、
入るときにカラカラと鳴るドアが
お気に入りで、
雑談をするにはもってこいの
小さな喫茶店へ入って行った。
「…ねぇ、気になったんだけど
あの黒い人のこと、好きになったの?」
おもむろに投げかけられた質問に
私は飲みかけのカフェラテを
吹き出しそうになって、 むせた。
「ゴホッ、ゲホッ…えっ!?
何いきなり…!」
「いや~、だってなんか二人して
見つめ合ってた?っぽかったし、」
よく見てることで…。