憧れ~大切な君へ~
『な~恵梨!』
『何~?』
『兄ちゃん元気かな…?』
『龍が元気なら涼ちゃんも元気だと思うよ!』
『そっか…』
『うん。あ、龍!見て!』
恵梨は急に大声を出した。
『何?』
俺が聞くと恵梨は空を指して
『あそこ!』と言った。
恵梨が指す方を見ると綺麗な虹が架かっていた。
『綺麗…涼ちゃんからの贈り物だね!』
そう言った恵梨の笑顔は輝いていた。

兄ちゃん…
俺は恵梨が好きだ…
どうすればいいかな…
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