憧れ~大切な君へ~
どうやったらそうなるんだよ…
『そんな訳ないだろ!
で、何を頑張んの?』
俺が聞くと恵梨は
『それは…』と言ったっきり黙った。
『もしかして誰かに告白すんの?』
俺が聞くと恵梨の顔は赤くなった。
『そう言う事か!頑張れよ!』
おれは思ってもない事を言った。
それっきり恵梨は黙ったままだった。
恵梨の家の前まで来て
『じゃあな!』と言って帰ろうとすると『待って!』と呼び止められた。