新選組~刻まれない人~
タイトル未編集
出会い
元治元年(1864年)4月
京都のある場所に一人の少年がいた
周りには、人が倒れていて
少年の周りには野次馬がたくさんいた
野次馬の人達は倒れていた人に冷たい目を向けていた
けど、ある男三人は倒れた人に哀れみ視線を向けながら少年の方に歩み寄った
「おっちゃん 運悪いなぁ~~」
「孝之の方に行ったのが運のつきだな」
「おっちゃんドンマイや!!」
と野次馬に紛れていた青年の男三人
少年の友人とだろう
少年の事を孝之〔こうじ〕と呼んでいる
「雄之助〔ゆうのすけ〕!啓人〔けいと〕!喜三郎〔さぶろう〕!」
農民の子
孝之は6人家族 父に母 姉と双子の兄と姉
そして孝之 孝之は末っ子として産まれた
でも親は、孝之を愛さず育てた