無愛想な彼に恋しました


たくさんの人からの視線に耐えながらも荒城君が連れてきてくれたのは保健室。


けれど、あいにく先生は不在。


「もういいって!後は自分出来る!」


「良いから。大人しくしなって」


私の足に消毒液をつけようとしている荒城君。


それを受け付けないかのように荒城君に背中を向ける私。


これをかれこれ5分間ぐらい?


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