無愛想な彼に恋しました


「はい。出来上がり」


荒城君はテキパキと手当を終わらせた。


「え、もう!?」


「そんなたいした傷でも無かったし。俺がただ心配だったから手当てしただけ」


「心配…してくれたんだ?」


「まー…一応?」


荒城君が心配してくれた事が私にとっては嬉しかった。


何だか昨日より距離が縮まった気がする…。



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