無愛想な彼に恋しました


だけど、そんなこと言う権利なんて私には無いんだもんね。



「そう?なら、私の事応援してくれる!?」


目をキラキラさせながら私を見てくる。


「うん……」


情けないと、本気で思った。


嫌なら嫌っと言えない自分が嫌になった。


「ほんと!?ありがとう!琴音ちゃんって呼んでいい?」


「もちろん」



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