無愛想な彼に恋しました


「か、可愛くありません!先輩の目は視力低下中です!」


「やだな―裕太って呼んでよ」


いかにも軽そうな先輩だ。


駄目だ。絶対に関わっちゃいけない気がする。


「嫌です!もう会う事は無いんで!」


「ちょ、待ってって!」


急に手首を掴まれた。



「今度は何ですか!」

< 195 / 634 >

この作品をシェア

pagetop