無愛想な彼に恋しました




そんな私に気付いたのか先輩が笑うのを止めた。


「ごめんごめん。俺が言ったのはさ、図書室に付き合ってという意味だったんだけど」


「っぅ!!」


勘違い、とはこういう事を言うのだと実感した。


かぁっと体中の熱が上がるのが言わなくても分かる。


恥ずかしい…。


「ふは。真っ赤!琴音ってホント可愛いよねー」


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