無愛想な彼に恋しました


初原は、あの先輩の事が好きなんだろ?


「もう良い!荒城君何て好きにすればいい!」


初原は、泣きながらノートを俺に投げたかと思うと走って屋上から出て行った。


バサッと、ノートが地面に落ちる。


初原の泣いた顔が頭から離れない。


「分かって無いのは、俺か…」


何で、今更気付いたんだろうか。



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