無愛想な彼に恋しました




「ん?そりゃー…涙を止める方法はこれが一番効くし?」


「なっ!?」


そんな理由で、私はキスをされたんだと思うと何だか怒りが徐々にこみあげてくる。


「先輩の馬鹿!私の大切なファーストキス返してください!」


「あ、ファーストキスだった?ごめんごめん。けど…」


「けど…?」


言葉を詰まらせる先輩に首を傾げる。


< 259 / 634 >

この作品をシェア

pagetop