無愛想な彼に恋しました


「嘘って何…?それこそが嘘なんでしょ!?」


「ちがっ…!」


何て言ったら伝わる?


しおりちゃんと、荒城君が別れないようにしない方法が嘘をつく事なら、私は嘘をつくことを躊躇わない。


「それじゃあ、さっきのキスは何?」


「っ」


そこまでみられてただなんて思わなかった。


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