無愛想な彼に恋しました


「けれど、いつもいつも琴音ちゃんを思ってた輝君の事も嫌いだった」


「え…?」


最初は私の聞き間違えだと思った。


だって、しおりちゃんが荒城君の事を嫌いなわけなんてあるはず無いから。


「もういいよ。輝君…もういい」


なかなかしおりちゃんが言っていることを理解できないのは私だけ?



< 326 / 634 >

この作品をシェア

pagetop