無愛想な彼に恋しました



私はそんな優しいしおりちゃんにただ泣く事しか出来なかった。


しおりちゃんは優しい。


もっと、私の事責めてくれればいいのに、そんな事はしない。


「も~泣かないの!琴音ちゃんは笑っている方が似合ってるんだから!」


わしゃわしゃと髪を撫でる。


「私はね、琴音ちゃんの事友達だと思ってるんだからね!」


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