無愛想な彼に恋しました


「俺も、初原の事がずっと好きだった」


と、囁いた。


「嘘…」


「嘘じゃないって」


荒城君が、私の事を好き?


夢だと思った。


私が、良い方ばかりに聞き間違えているのかもしれない…。


「俺も、初原が好きだって言ってんの」


< 345 / 634 >

この作品をシェア

pagetop