無愛想な彼に恋しました

放課後デート



―――放課後。

「琴音、帰ろう!」


「ごめん!今日は無理なの!」


「え~…。何で?」


ぶーっと不機嫌になるちーちゃん。


訳を話そうとした時、隣りから手が伸びてきたかと思うと、荒城君の胸に私はおさまる。


「俺と帰るから」


< 373 / 634 >

この作品をシェア

pagetop