無愛想な彼に恋しました


「じゃあ、荒城君が選んでくれたものが良い!」


「は?俺に選ばせて、がっかりするのが落ちだって」


「そんな事無い!私は、荒城君が選んでくれものが欲しいの」


買ってもらえるなら、我儘言って荒城君に選んで貰いらい。


荒城君が選んだものを、付けたい。


「落ち込んでも知らないから」


そう言うと、ジッと真剣にネックレスを見つめる。


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