無愛想な彼に恋しました


ある程度店内を回り、荒城君が一つのネックレスの前でとまる。


「これ、良いですか?」


何を買うのか決めたのだろう。


荒城君が店員さんを呼ぶ。


何を買ったのかは気になるけど、あえて後の楽しみにとっておく。


しばらくして、荒城君が紙袋を持って戻ってきた。


「はい、これ。これで喜ぶかは分からないけど…」


< 390 / 634 >

この作品をシェア

pagetop