無愛想な彼に恋しました
なかなか笑顔を見たことが無いって人が多くて、謎が多い方です。
そんな彼の隣になった私は早速と彼に話しかけてみる。
「あのー…荒城君」
そっと話しかけてみるも本に夢中で私の方なんか見ようともしない。
「荒城くん、聞いてます?」
もう一度聞いてみると荒城君は嫌な顔をしたまま私の方を見る。
「何?」
「えー…っとですね…」
ウジウジとしてなかなか話しを切り出さない私にはぁっとため息を漏らす。