無愛想な彼に恋しました


部屋に入ると、すぐに輝君を見つけた。


ソファーに座って、テレビを見ている輝君。


けれど、私が来た事に気付くと微笑んだ。


「わ、私!ごはん、つくるね!」


緊張して肩に力が入る。


ソファーの横を通り過ぎようとすると、手首を輝君に掴まれる。


「…輝君?どうかした…?」



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