無愛想な彼に恋しました


足も手も、少し手を入れてしまっら壊れてしまいそうな、弱々しいもの。


「俺って、独占欲強い方なんだけど…琴音の事になるともっと強くなるって知ってる?」


寝ている琴音に話しかけるも、本人は寝ているのだから返事が返ってくるわけでもない。


そっと、琴音の頬に手を添える。


すると、琴音は嬉しそうに笑って


「輝君、大好き…」


そう、呟いた。


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